2021-04-23 13:52
「うわぁ!最高にぬるぬるするんだけどー!」
と一人目の子どもが田んぼに足を踏み入れ、後ろを振り返って満面の笑顔がこぼれました。
すると、それを見ていた子ども達の表情にもワクワクが増えていったんです。
直観で分かったんだと思います。「これは楽しそう!」だと。
「汚れるのこわいんだけど」と言っていた子も、気付けばいつの間にか泥んこまみれになって
はしゃいでくれていました。
田植え前の田んぼを自由に使って遊べるなんて、なかなかできる体験ではありません。
赤羽自然観察公園いなほクラブの皆さん、本当にありがとうございました。
泥は変幻自在です。
水分量によって固さや感触が変わり、作ることが出来る形も変わります。
ザラザラの泥、サラサラの泥、トロトロな泥、時には粘土質な泥・・・
大人のわたし達には、どのくらいの柔らかさだと泥が固まるか、どのくらい時間が経つと
泥は乾くか、どのくらい積めるか、など簡単に想像がつくでしょう。
しかし、生まれてまだ数年の子どもたちはそれを知ならない子がほとんどです。
実際に触れて、感じて、試して、遊びの中からこそ大きな学びを得ていきます。
私達大人の「常識」であったり「当たり前」と思えてることは、まだ子ども達にとっては
「スペクタクルな体験」なのです。
一緒になってこども達と泥にまみれて、素敵な記念になりました。
全身泥だらけの体験はきっと生涯心の中に残ることでしょうね。
「あ~楽しかった!!」