魚を知ろうの会(ブリの解体)

2020-12-09 15:48

今年も食育行事の「魚を知ろうの会(ブリの解体)」を行いました。


 じゃーん!
ブリは5.5キロのものが2本もあります。

 

ブリをさばいてくれるのは、給食で食べる魚をいつも納めてくださっている魚光さんです。

魚光さんは15歳の時に、魚屋さんという仕事を選んで一筋です。

ブリの解体を見せていただくのはもう4年目になります。

プロの仕事を見て学び、美しく美味しく食べるのがねらいです。


捌く前に、まるごと一本のブリを調理師の小山さんがみんなに見せてくれました。

「大っきーい」「キラキラしているよ」

このブリは5歳だそうです。四国で捕れたそうです。今朝5時に魚光さんが豊洲の市場へ

行き、買って来られたものです。魚屋さんは早起きです。

 
 うろこをキレイにとってから、出刃包丁で3枚におろしていきます。

 

3枚におろした身を、また小山さんが見せてくれます。

 

今度は出刃包丁から大きな包丁に持ち替えて、給食用の40グラムの切り身を

切っていきます。秤は使いません。職人の技です。

ちなみに、魚光さんのこの出刃包丁、もう40年も使っているそうです。

研いで使うので、10cmくらい短くなったそうです。驚きですね!

道具を大切に使われていること、私たちも真似したいなと思いました。

今日の給食はブリの照り焼きです。

脂がのっていて、とてもおいしかったです。どのクラスも完食でした。

お代わり分も、皆売り切れていました。