魚を知ろうの会(ブリの解体)

2019-12-10 15:45

今年も食育行事の「魚を知ろうの会(ブリの解体)」を行いました。

 
ブリは6キロ近くもあります。
こんな大きな魚は水族館でしか見たことないかな?こどもたちも興味津々です。

 
ブリをさばいてくれるのは、給食で食べる魚をいつも納めてくださっている魚光さんです。

 
魚屋さんを55年もやっている魚光さん。
大きなブリを見事な包丁捌きで、あっという間に3枚におろしていきます。
園長がインタビューしながら解体が進んでいきます。

 
包丁は大きいものと長いものを使い分けます。
立派な包丁に園長もびっくりです!

 
3枚におろしたブリを、魚光さんは40グラムの切り身にしていきます。
はかりで計ると全部同じ重さ!匠の技ですね。
今日の給食はブリの照り焼きです。楽しみだね!

 
近くに寄って見てみます。
「大きい包丁だね!」「お魚のにおいがするね!」

 
最後は魚光さんへの質問コーナーです。
「質問がある人!」「はーーい!!!」
みんな手を挙げます。
「ブリは何を食べているんですか?」
「天然のブリは小さい魚を食べているけど、これは養殖のブリなので餌を食べています。」
魚光さん曰く、天然のブリは虫がたくさんついているので、安全のため養殖のブリを仕入れているそうです。
「このブリはどこで取れたんですか?」
「九州の方の海で取れて、おじさんが豊洲の市場で買ってきてトラックで持って来ました。」


最後はこどもたちが魚光さんを囲んで、魚光さんの手を触っていました。
魚光さんの手は大きくてぶ厚くて、長年魚を調理してきた職人の手でした。