3月、年長さんたちは卒園製作として雑巾を縫います。全員です。
手仕事を通して自分の手から新しいものを創り出す体験をします。
物があふれている時代だからこそ自分でコツコツ創る、誰も手伝わず自分の力で取り組みます。
そうしてものの大切さを知ってほしいです。
そして、
自分が縫った雑巾を持って小学校に入学します。
雑巾になる前の白いタオルが配られます。
自分の名前を書きました。
そう自分のものとして名前を書いてスタートです。
針に糸を通すのはじぶんでやりましょう。
園長のお手本をみんなでじーっと見ます。
さぁ、やってみましょう!
針に糸を通す・・・これがなかなか難しい一歩です。
この一歩は自分で失敗をしてどうしたらいいか、自分で見つけるしかありません。
「自分」です。
集中して・・・すぐできるお友だちもいれば、苦戦しているお友だちも・・・。
でも一人一人「できたよ!」の声。
そしてひと針ひと針、縫っていきます。
自分の目と手、脳を使ってひと針ひと針です。
ちょっと線が曲がっても大丈夫!針に気をつけてね。
そしてまた、針に糸を通します。この繰り返しです。近道はありません。
自分で好きな色の糸を選んで、おもいおもい縫っていきます。
今日はここまで。続きはまた明日やりましょう。
雑巾は何度も針を落として縫い目を増やすことで丈夫な雑巾になります。
どんどん縫っていきます。いろんな模様ができそうです。
手は使えば使うほど自分の思い通りに動きます。
ガンバレ!!
別の日には、ほし組のおばあ様がボランティアで参加、
こどもたちに優しく縫い方を教えてくださいました。ありがとうございました。
さっさと動く指先をこどもたちがじーっと見つめていました。
こどもたちの憧れです。
園では保護者の中のプロ募集しています。木育、布育、花育・・・全てのです。
園長に声をかけてくださいね!