2017-12-07 17:11
赤羽台保育園では「食育」を大切にしています。乳児は季節の野菜や果物に触れたり、幼児は今の季節は豚汁作りなどを行っています。
そして、今日は「ブリの解体ショー」をおこないました(2~5歳児)。
いつも給食でお世話になっている「魚光(うおみつ)」さんに
今年も解体ショーをお願いしました。
5キロのブリが2体です。
こんな近くで大きいお魚を見たことあるかな?
右から、うろことり、魚をさばく包丁、左の一番大きい包丁は切り身に切り分けるときに使います。
では魚光さんにさばいてもらいましょう。
わー!
血が出てるー!
これはブリの背骨だよ、みんなにもあるよね?
これは心臓だよ、これは卵だよ。
生きているもののいのちをいただいているんだよ。
感謝して大事にいただこうね。
みんな真剣に聞いています。
見事な包丁さばきで魚光さんが3枚おろしにしたら、ワーッと拍手がおこりました。
そして40gの切り身にしていきます。
部位で形が違うのに、長年の経験でどんどん切っていきます。
あっというまにきれいな切り身が65枚できました。プロの手ですね。
今日の給食で照り焼きにしてみんなでおいしくいただきました。
どのクラスでも大人気でした。
解体ショーが終わったら、魚光さんへの質問タイムです。
「好きなお魚はなんですか?」
「青魚をよく食べてるよ、体にいいからみんなも食べようね」
「何歳からお魚屋さんなんですか?」
「15歳からだよ。いまは77歳だよ」
こどもたちから大人気の魚光さん。どうもありがとうございました。
園内の掲示(各クラス活動報告)にはこのように書いてありました。
はと組
「昨日から明日は魚の“大会ショーだね”と楽しみに今日を迎えました。今日は解体
ショー!本物の大きなブリを目の前で解体してくれました。子どもたちの目も真剣!
貴重な体験でした。いのちの大切さや食事への感謝など充実した食育野時間となりました。給食にはブリの照り焼きがでて、おいしくいただきました」
きりん組
「今日は“ブリの解体ショー”がありました。ドキドキワクワクしながらホールへ向かうと、大きなブリが尾で迎えしてくれました。魚屋さんの手際のよい包丁さばきに大盛り上がりのこどもたち。普段見ることのできない魚の骨や内臓、卵などを間近で見られたり、ブリや魚のことを詳しく教えてもらいとても勉強になりました。給食には先ほど解体されたブリを使った“ぶりの照り焼き”が出てみんなでおいしくいただきました。」
来年も魚光さんに来て欲しいね。