2025-01-17 11:42
初釜とは、新年を迎えて最初に行われる茶会のこと。日本文化に触れる日としてどんどんさん達が初釜を行いました。
いつもとは違う雰囲気や場に少し緊張しながらも、礼儀作法や物の名前など様々な事を園長に教えてもらい、一つひとつ真剣に耳を傾け、学んでいました。

まずは茶室に向かってご挨拶。


作法や物の名前を一通り教えてもらい、早速お茶をたてていきます。
「腕をピンと伸ばしてお茶をたてるよ」と教えてもらいましたが、これがなかなか難しい。
何度も自分で腕を確認しながら、お茶をたてていきます。

お茶を飲む前にはお茶菓子(羊羹)を食べます。
隣のお友達に「お先に」と声を掛け、声を掛けられた友達は「どうぞ」と優しく答えます。
お茶会ならではの作法や言葉遣いに少しドキドキしながらも、いつもと違う雰囲気を楽しんでいました♪

「苦いかも…」と初釜が始まる前はマイナスイメージをもっていた子ども達でしたが、実際に飲んでみると「美味しい」と完飲する子が多かったです!
なにより友達が心を込めて、たててくれたお茶だから更に美味しくなりましたね♡

茶筅は竹で出来ており、「節」があります。節があると強くなり簡単には折れません。
「どんどんさんのみんなも日々の保育園生活で培った自分の節を持って、小学生になって欲しい。強くて丈夫な自分の節は自分で作っていくんだよ。」と就学目前のどんどんさん達に向けた園長からの言葉に、一人ひとり真剣に耳を傾けて聞いていました。

最後も茶室に向かって「失礼しました」とご挨拶。挨拶で始まり、挨拶で終わります。
素敵な日本の文化を目で見て、体験して、味わってと五感を使って感じ、楽しむことが出来ました!