ある日のおひさま組

2022-03-18 14:09
今日は、一日雨。卒園式も終わり、こどもたちは小学校までの残りの保育園生活を楽しんでいます。
今日はたっぷり時間をとって室内遊びを行いました。
定番のラキューや積み木遊びに加え、紙粘土コーナーも出てきました。


何を作っているのでしょうか?
「出来た~!みて~!」と嬉しそうに持ってきた手には青い玉。
 
これは今流行の地球グミだそうです。ポスカで色付けした青色がとっても綺麗です。
 
 
こっちのグループは、ウレタンブロックを円形に並べ始めたと思うと…
 

飛び石ゲームが始まっていました。リズムよく渡っていかないと後ろの人がどんどん迫ってきます。
ゲームをしている内に「上のマット危ないよ!」と1人が声を掛け、このような形になりました。
 

こども達から聞こえてくる会話に耳を傾けてみると、これはどうやらただの飛び石ゲームじゃないようです。
「私たちはお寿司だから~。」
「マットは皿にしよう…。」
回転寿司の遊びだったみたいです。
 

回って
 
回って

 
いつの間にかレールの近くにカウンター席が出来ていました。
しばらく熱中して遊んでいたので、他のこども達の遊びを見て戻ってくると
あれ??なんだか静かになっている…
 
静かに喧嘩が始まっていました
 
喧嘩の始まりはウレタンブロックを置く位置。カウンター席にいるこども達が仲裁に入ります。
 
「泣かせたらだめだよ。」
「動かしたいだけなんじゃない?」
「でも喧嘩はだめだよ。」
「お互い様だよ。」
「やっぱやめようかな。」
「ほらこういう感じになると皆辞めちゃうんだよ…」
「うーん」
 
言葉を交わしながらお互いの気持ちを知り、コミュニケーションをとる姿が印象的でした。結局この遊びは、ある女の子の
 
「じゃあいったん終わりにしよう。」
 
の一言で解散し、それぞれが違う遊びに移動していきました。
 
年長が始まったばかりの頃は、保育者にすぐに助け求めたり、一方的に気持ちを相手にぶつける様子もありましたが、こども間で解決をしようとする姿や言葉での気持ちの伝え合いも見られ、成長を感じる一コマでした。