手洗い指導(5歳児)

2020-12-15 16:24
年長さんは、看護師の麻美さんに正しい手洗いの仕方を習いました。
コロナ渦です。手洗いの正しい週間を身につけたいものです。
北区保健所より「手洗いチェッカー」をお借りしてきました。この手洗いチェッカーとは
、汚れに見立てた特殊のローションを塗り、その後手洗いした後専用のライトにかざすと
洗い残した部分だけ光って教えてくれる仕組みになっています。

 

どんなタイミングで手洗いをするのか、どうして手洗いをするのか聞いてみると・・・
「外から戻ってきたら洗う!」、「トイレ行ったときとかご飯食べる前!」「バイキンがいっぱいついてるから!」、「コロナになっちゃうと大変だから!」などなど、さすが年長さん!しっかりと理解して自分の考えを発言してくれます。「うん、うん」と頷きながら集中して聞いています。

 
 
実際に洗ってみました。
去年の手洗い指導で教わった手洗い歌を口ずさみながら手洗いしている園児さんもいました。きらきら星のリズムに合わせて歌います。
てのひら ごしごし
てのうら なでなで
ゆびのあいだも
つめをこちょこちょ
おやゆび ぐりぐり
てくびで おしまい (繰り返して両手を洗う)

 

汚れに見立てたローションを手全体に塗り、いつも通りの手洗いをしてもらい、その後特殊ライトの下に手をかざすと・・・
洗い残しのあるところが光ります!
みんな上手に手洗いは出来ていますが、やはり不十分な部分があります。今回の手洗いチェッカーで自分の洗い残しが多いところを知ってもらい、日頃の手洗いがさらに上達してくれるといいなと思います。
洗い残しが多かったところは、指の間、爪、親指の付け根、手首、手の平のしわでした。


こちらは洗い残しが多いところを確認した後に、もう一度手洗いしてもらうとびっくりするくらいピッカピカになった
優秀クラスのほし組クラスです。
クラス毎に手洗いチャンピオンも決めました!おひさま組のピカピカチャンピオンはK君でした!
みんなの手洗いのお手本になってもらいたいと思います。
                                        
手洗いなしだと残存ウィルス数は約100万個といわれています。
石けんやハンドソープで10秒もみ洗い後、流水で15秒すすぐのを1回洗うと残存ウィルスが数百個に、
2回洗うと残存ウィルスが数個まで減るといわれています。
大事なことは、石けんと流水を用いた手洗いを30秒しっかりと行うことです。
感染症対策の基本は手洗いです。正しい手洗いをして予防していきましょう♪
これからも一人一人の衛生習慣が身につくような取り組みをしていきたいと思います。
看護師 大橋