野田先生講演会

2020-11-30 17:53
10月27日(火)、いつもコーディネーターで来ていただいている、北区教育政策課の野田先生に、
年長児保護者に向けて“安心して就学を迎えられるように”と講演をお願いしました。
「我が子が喜んで入学するために」今のままの我が子を誉めて自信を持たせてやりましょう。
 
野田先生にはいつも保育コーディネーターとして実際の保育を見ていただき、
こども同士の関わり、保育者の声掛け、主活動の流れ、こどもの理解を見て
いただいています。
こどもの隣でしゃがんで何をされているんだろうと思ったら、制作のヒントを
ひそひそを教えて下さっていたり、こどもたちにも人気です。


ホールにて間隔をとって聞いてくださる保護者の皆さん。
「就学は大きな環境の変化です。保護者も一緒に慣れていきましょう。」
保育園と小学校、その違いをひとつひとつ教えていただきました。
また、子育てのヒントもたくさんお話してくださいました。
・甘えさせると甘やかすの違い
・こどもに自己肯定感を
・入学してから配慮してやってみてほしいこと
・こどもが育つ褒めかたと叱り方、いつ、どんなときに?
などなど
 

「親子ゲンカ、兄弟ゲンカ、友達とのトラブルも、そうやってこどもは経験から学び、
成長していきますよ」、と。
トラブルの時にはこどもの話をゆっくり聞くこと、もしトラブルのことを話してくれたら
「ありがとう、話してくれてありがとう」と伝えよう・・・など、温かな気持ちになりました。
 

小さな赤ちゃんたちも、ママと一緒に聞いてくれました。

 
-参加した保護者の方の感想-
・誉めたり甘えさせたりが、時にして甘やかすになってしまっていないか、
自己肯定が出来る子に育てたいが生活の中ではどうしても「早く、急いで、ちゃんとやって」と
なっていることも多々あり反省です。本当にこどもの持っている力を信じて、見守り、経験させ、
失敗からも学ぶということを気に留めて入学までの日々を過ごしたい。
・思い当たること、ハッとさせられたことが多く、こどもの人格を尊重するにあたり良い機会となった。
・「叱る」ことは怒鳴ることでも大きな声を出すことでもないと知り、これまでを反省する気持ち
でいっぱいになった。「親の都合のいいこどもに育てちゃいけない」本当にその通りだと思う。
・誉める、甘えさせる、甘やかすの違いについて勉強になった。たくさん誉めて甘えさせたいが、
休みの日も家でも仕事に追われ、こどもとの時間がなかなか取れないのが悩み。
・本人ができるのに時間が無く親がやってしまうことは甘やかしなのだと気付き、
ハッとさせられた。自己肯定感を培い、自分から頑張る気持ちを少しずつ育てていけたらいいなと思った。
 
皆さん、熱心に聴いてくださり有難うございました。