☆初釜☆

2017-01-24 11:45
初釜を行いました。
ほし組さん(5歳児)が日本の伝統の茶道を体験しました。

いつもと違った雰囲気に自然と背中がピンとします。
静かな空気の中で始まりました。
目も耳も背中までも集中しているのが伝わります。


挨拶
相手への感謝の気持ちや次の方への思いやりを言葉で伝えます。
挨拶をすると心地良くなります。
「よろしくお願いします。」みんなで挨拶のお辞儀ができました。


支援室が茶室です。

菓子を先にいただいてその後でお茶をいただきます。
静かなひととき お茶をたてる音だけが聞こえます。
そして、
「ずずず・・・」



最後に道具について話しました。
ここにお借りしたものは、みんなが生まれる前からずっと長く使われてきたものです。
大切に扱うと道具は何十年も使えます。

茶せん 茶さじ なつめ お茶碗
お茶碗は、 この季節に合った椿や鶴、獅子舞の絵柄のお茶碗・・・早春の味わいですね。



そして、竹で作られている道具には「節」が必ずあることを伝えました。
何故、節があるのか、それは、更に強くなるからです。
茶せんや茶さじ、ひしゃくにもあります。

この節は道具だけでなく、人間のみんなにも「節」ができます。
その心の「節」は自分が頑張ったときにできます。
自分の節を自分で作り、強い折れない心と身体を育てたいと思います。

年長さんたちの「節」 
小学校へ入学するこの春に、きっと大きな節ができますね。


幼児玄関に道具を飾らせていただきました。

3月ひなまつりには、他のクラスにもお茶室へのお誘いをしたいと思います。