☆魚の解体ショー☆

2016-12-02 10:10
食育 「生命をいただくということ」
こどもたちに魚の解体 さばく様子を見てほしいと
給食でお世話になっている魚光さんに来ていただきました。

大きなブリを目の前に こどもたちから「うわあ~」と歓声があがりました。


「大きなブリ 重いんだよ」と持ち上げて見せてくれました。



「始めにうろこを取るんだよ
そうすると皮も美味しく食べられるんだよ」

そして、大きな包丁にかえて
頭を落としたときに、血が包丁にもまな板にも 付きました。

その血を見て「気持ち悪い」「血だ 血だ」という声に
「この魚は今まで、生きていたから血がでるんだよ。みんなの体も切ったら血が出るでしょう。
生きている命を私たちは食べているんだよ。」と話すと真剣に聞いています。


調理されて切り身で 給食に出てきますが、
魚をさばいて、食べやすいようにしてくださる魚屋さんがいるから食べれることも
分かったと思います。



頭や骨や内臓です。
「これが心臓、これが卵だよ」そのたびに「うわあ~」という歓声が上がっていました。



そして、給食で食べる、40g~60gの切り身へ作業は進みます。
包丁の角度や向きを変えて、魚光さんは、量らなくてもどんどん切っていきます。
職人技です。ここでも拍手、歓声が何度もあがっていました。
見事です。


解体ショーの後は、魚光さんへ質問タイム
内臓について質問があがっていました。





2歳児さん ぱんだ組とたんぽぽ組も見に来てくれました。
大きな頭や骨にびっくり
じ~と見つめていました。


今日の給食です。
目の前でさばいてもらったブリの照り焼きです。


私たちが普段食べているものは、すべて生きている命を自分たちの栄養としていただいていることが
伝わったでしょうか。
大切な命をもらっている・・・だから大切に残さず食べようと話しました。

そして給食

全クラスから 「ブリ完食です」と嬉しい報告が届きます。
「おかわり おかわり」の声も聞こえてきました。

魚光さんのお陰で貴重な体験が出来ました。
これからも地元の業者さんに園に来ていただきプロの仕事を
見せていただきたいと思います。
園ではゼロ歳から2歳まで「さわってみよう」
3~5歳は「おいしくたべようクッキング」を行っています。
「食べることは生きること」乳幼児期の食育体験を通して、生涯に渡って
「食」を大切にする人へ育ってほしいと思います。