3/1 生け花(5歳児)とお茶会(4歳児)

2019-03-01 16:51
 
おひなさまの日が来ます。女の子のお祝いの日ですが、年長さんは生け花を、
年中さんはお茶会をして、日本文化に触れました。

では5歳さんの生け花の様子を紹介します。
まずはご挨拶から「よろしくおねがいします」。
まず園長が玄関の花を大きな花瓶に生けます。


生の花を色々と用意しました。
部屋中に、お花のいい香りが広がります。


自分の好きな花を選びます。
花には裏と表があります。どっちかな~と桜の枝をくるくる回します。
「こっちかな?」「こっちだね!」
見て欲しいと咲いている花の気持ちになって生けましょう。
そして花は優しく扱ってあげましょう。香りをかいで色や形も楽しんで下さいね。

 
では生けてみましょう。
思い思いに、花をオアシスにさしていきます。とても真剣です!
どんな作品ができあがるかな?

 
同じ花をさしても、同じ作品にはなりません。
ひとつひとつが感性あふれる、素敵な作品にしあがりました。
 
終わってからこどもたちに感想を聞くと、「花がいい香りだった」、「花を触ったら気持ちが良くなった」など、
とても感情豊かな答えが返ってきました。
 
 
次に4歳さんのお茶会の様子です。
 
 
今日は支援室が茶室です。
職員の芳賀さんが、お茶会の間ずっと、お琴を奏でてくれます。
生の琴の音はとてもきれいで心地良く、静かな空間を贅沢なものにしてくれます。

 

まずはご挨拶から「よろしくおねがいします」
園長が盆手前を披露します。


お茶を立てる人と、お客様の人に分かれて交互にやります。
お客様にはまずお菓子をお出しします。今日のお菓子は、桜餅です。

 
お客様がお菓子をいただいている間に、お茶を立てます。
器に手を添えて、茶筅をまっすぐ立てて、しゃかしゃかしゃか。
みんな真剣です。抹茶がとけてきれいな緑色のお茶になりました。

 
たてたお茶をお客様にお出しします。
お客様は、横の人に「お先に」。
お茶をたててくれた人に「いただきます」。
お茶をたてた人は「どうぞ、めしあがれ」。
挨拶は周りの人への感謝と気遣いです。

終わっててからこどもたちに感想を聞くと、「お茶が美味しかった」「お菓子が美味しかった」
「(ずっと正座だったので)足が痛くなった」「楽しかったからまたやりたい!」など、たくさんの
感想が返ってきました。

茶道はお茶をたてたり、色んな道具の扱いを学びますが、一番は「よい姿勢で過ごす」ことです。
終わった後の「疲れた~」お言葉は、背中をピンとしてまっすぐに座っていた証拠ですね。
背筋ピンが心地良くなって、口も目も身体全体を使って、健康な心と身体作りです。
皆、よく話が聞けて素晴らしかったです。