9/22 平成30年度 運動会

2018-09-25 16:43
9月22日(土)、平成30年度赤羽台保育園の運動会を行いました。
 
看板は年長さんたちが作りました。
「ど」が鏡文字になっていますが、それがまたかわいくて直しませんでした。
 
快晴とはいかず、今にも雨が降りそうなお天気でしたが、
「今年こそ土の上で、広い校庭で、伸び伸びと活動させてあげたい」という思いから
校庭での開催を決定しました。
雨天プログラムでの開催にしたので、乳児・幼児の二部制になりました。
すると、やはりポツポツ・・・小雨の中で演技することになった2,3歳さん。
ほんとうにごめんなさい。

 
2歳の、ぱんだ組さんはカラフルでかわいいキノコに、たんぽぽ組さんは
自分たちで作った透明のマントをまとった、元気いっぱいのドングリに変身しました。
小雨の振る中、ママ・パパと一緒に、かわいい遊戯と競技を披露してくれました。
(演技中の写真がまったく撮れず、かわいい姿をお伝えできずごめんなさい)
後ろには、一人ひとり手づくりした万国旗が飾られています。園内に飾っていますので、ゆっくりご覧下さいね。
 
 
3歳さんは、赤・青・黄色のポンポンを持って、全員で遊戯を披露しました。
そのかわいらしい姿に、会場で見ている人はみんな笑顔になりました。
かけっことダンス、伸び伸びと表現する姿をお見せできたと思います。
(こちらも演技中の写真がなくてごめんなさい。)
 
担任より:運動会前の活動に取り入れている時から、みんな運動会を楽しみにしていました。
当日、少し緊張した様子はありましたが、笑顔も見られ、楽しみながら演技していました。
 
第二部は年長さんのパラバルーンから始まりました。
 
どうやったらみんなでひとつになって表現できるのかな~と、こどもたちと話し合いながら創ってきました。一人ひとりが息を合わせようと一生懸命でしたので、本番ではとても息の合った演技を披露することができました。
手を斜めにまっすぐ掲げ、全員で回るその顔には自信に満ち溢れていました。

 
4歳さんの遊戯です。スマップの「SHAKE」!
ダンスが始まると、音楽に合わせてこどもたちがリズミカルに踊りだしました。
途中から「しゃらしゃらスティック」を両手に持ち、まるで小さなかわいい花火がくるくると回っているようでした。
ちょっとコミカルな振り付けもあり、途中、観客席からは笑い声もあがりました。

 
そして4・5歳さん合同での玉入れ。白熱した戦いに会場が一気に盛り上がります!
この後は(写真はないのですが)保護者競技のダンシング玉入れ。開始前から円陣を組んでいるチームもあり「気合が入ってるな~」と思いました。

 
そして最後はおおとり、年長さんの「ソーラン節」です。
このかっこいい法被は、上十条5丁目町会様にお借りいたしました。
 
みんなで掛け声を合わせ、真剣に踊りました。
その姿はとてもかっこよく、見事に運動会の閉めを飾るソーラン節でした。


「みんなで笑顔で 心をひとつにして 頑張る運動会」

<運動会を終えて> 園長 奥戸 晶子
園の行事は誰のものか・・・考えてきました。
「こどもたちを一つの方向に動かす」ことを目的にして、「大人が大人に見せるための運動会」では、「大人だけの満足」に他ならないだろうと。

運動会のねらいは、
身体を使って運動することを楽しむ。親子のふれ合いを楽しむ。友だちと協力して取り組む体験を積むこと。そして粘り強く頑張ることなど普段の生活では経験できないことを積み重ねることです。

運動会は誰のものか・・・。

やはりそれはこどもたちのものであり、こどもたちの成長を一緒に愛でて讃え合える、私たち大人も含めてみんなのものですね。
行事がこどもたちの評価の場であるなら、無くしたいと思いますが、取り組みの中で確実に自律、自立への練習となっています。
成長の節目にして、目的に向かう姿はどの子も素晴らしいです。

こどもたちは「どうしたら上手くできるのかな」「ママやパパを驚かせたいね」「みんなで頑張ると気持ちが良いね、楽しいね」「どんどんみんながうまくなっていくよ」「今日、○○ちゃんすごく頑張っていたよ」と自分のことから仲間のことに気付き始めていました。
互いの違いを認め合うからことの優しさや思いやりを、たくさん感じました。
「こどもたちってすごい」とまた感じさせられました。

仲間や大人を信じて、そのチームの一人として頑張ることが嬉しいんだと、心と身体で表現していました。

本番までの間には・・・

様々な葛藤も生まれ、言い合いもあります。
そんなマイナスの気持ちも飲み込みながら、大人とこどもたちが真剣に向き合える行事は、誰もが成長して五感が変わってきます。
声や音を聴くようになり、相手のようすを見るようになり、自分の姿を見るようになります。

年長さんたちの姿を見て、年中さんが「来年は僕たちがソーラン節」だねと話していました。こどもたちは未来しか見てないですね。

最後に、日頃より保育園の運営にあたりご理解とご協力をいただき、誠に有難うございます。また運動会にもたくさんの皆様がご参加いただき、応援有難うございました。
保護者の皆様が盛り上げてくださった競技、そして、卒園児の協議にも50名近くの卒園児のお友だちが来てくれて、とっても嬉しかったです。有難うございました。久しぶりに会えたみんなはとても逞しく成長していました。

さあ、節目を越えたこどもたちは、運動会ごっこを始めました。
玉入れをしたり、ダンスをしたり、小さなお友だちを誘って異年齢交流をしています。
是非、お時間があれば幼児組は保育参加に申し込んでくださいね。